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留萌の四季

表大雪連峰初冠雪

平成13年9月23日 快晴

9月17日の午前中に、旭岳への登山道付近を徘徊するヒグマが相次いで発見され、急遽、旭岳ロープウェーの運転が中止された。その2日後の19日午前中に、旭岳と黒岳にチラリとだが初冠雪が目撃された。

更に21日には、暑寒別岳、利尻岳、羊蹄山と、北に位置する主な山々は初雪を抱いた。どの山も、昨年から比べると、1~3週間も早く雪化粧をしたことになる。

23日の天気予報図を見ると、小笠原列島の南では台風18号が本土に接近し始め、その影響を受けてか、青森辺りに中心を持つ、高気圧の張出の中に北海道がすっぽりと覆われるという、絶好の登山日和。

表大雪の初冠雪が見えて、できるだけ登山者の少ない山と考えて決めたのが、北大雪ゾーンにある「平山(ヒラヤマ)」、標高1771mだ。

この山は、層雲狭温泉からロープウェーを利用して登れる黒岳があるが、そこから温泉を挟んで、向いの北側に対峙する位置にある。但し、留萌から白滝村経由の登山口までの距離が約200kmもある。

夜中の3時、自宅出発。登山口到着7時。駐車場には車が1台あるだけ。人の少なさにほくそ笑んで、登山開始。

背中のカメラ機材が少々肩にくい込む。コースの半分は樹林帯。これを抜けると、どんどん高度をかせぎ、9合目付近から20cmほどに積もった雪があらわれ始める。

ヒラヤマの名前の通り頂上付近は、平坦な地形となっていて、夏場にはコマクサを始めとする高山植物の花達が豊かに咲いている。

頂上に出て、初めて目に飛び込んできた、晴天強風の中の表大雪の山々。

初冠雪直後の、白い帽子をつけた、この景色を見たくて、汗して登ってきた。山の神さまに感謝!

南西からの強風の中、雪も飛ばされ、火山岩がゴロゴロ転がる場所で、三脚にカメラをセットするも、揺れて撮影出来ず。三脚に袋を取りつけ、重い石を中に入れて錘として、どうやら体制整う。

初冬の太陽は高さが低く、12時頃になるともう影の部分が多くなり、雪の白さとの露出バランスが非常に難しい。

2時間ほど頂上にいたが、結局満足な写真は撮れなかった。その中からどうやら選び出したのがこの写真です。

左から、北海岳、旭岳、北鎮岳、比布岳、永山岳、愛別岳と、表大雪を代表する山々が連なっています。画面中央の裾野の辺りに、層雲狭温泉があることになります。

下山を開始した12時40分頃は、頂上には大勢の登山者が群がり始めていた。熟年組が殆どで、私もその部類なんでしょうが、グループで女性が多く、そのおしゃべりたるや、並大抵のものではない。

下山口で登山者名簿をめくってみたら、本日の最高齢者は、69歳の男性であった。着替えをするのに裸になっても、ここでは風もなく暖かい。頂上の強風が嘘のような穏やかさだ。

途中で休憩を取りながら、家に帰り着いたのは、夜の8時を過ぎていた。

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